五美
人を恵んで厭味(いやみ)なく、労して怨(うら)みず、欲して貪(むさぼ)らず、豊かで驕(おご)らず、威あって猛( […]
続きを読む →人を恵んで厭味(いやみ)なく、労して怨(うら)みず、欲して貪(むさぼ)らず、豊かで驕(おご)らず、威あって猛( […]
続きを読む →富貴の地位、つまり支配的・指導的地位にいつまでもしがみ付いているという事は芳しからぬことである。いい年になった […]
続きを読む →仕事、家庭、健康、友達、そして自分の心。仕事はゴムのボール。ゴムのボールは例え落としてもまた戻ってくる。けれど […]
続きを読む →「千万人といえども吾往かん」と言った孟子が同時に別面において「あに綽綽(しゃくしゃく)余裕有らざんや」と言って […]
続きを読む →「淮南子(えなんじ)」に「蘧白玉(きょはくぎょく)、行年五十にして四十九年の非を知り、六十にして六十化す」と言 […]
続きを読む →命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難をともにして国 […]
続きを読む →環境が人を作るという事に捉(とら)われてしまえば、人間は単なる物、単なる機械になってしまう。人は環境を作るから […]
続きを読む →あらゆる面において生命力の旺盛な少年時代・青年時代には、必ずこれから先ああしてこうしてと色々な考えを持つ。これ […]
続きを読む →「為さざるあるなり、而(しこう)して後、以て為すあるべし」(孟子) 世の中がどうなっておろうが自分はこうい事は […]
続きを読む →行き詰ってしまって、勢も窄まり、意気上がらぬ、どうにもこうにもぺしゃんこになってしまった人間は、そこでへこたれ […]
続きを読む →本当の意味での成功を収める為には4つの運が重なった時に初めて大成功を収める事ができるのだと思う。四つの運とは、 […]
続きを読む →冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、激せず、躁(さわ)がず、競(あらそ)わず、随わず、もって大事をなすべし […]
続きを読む →人間が人間たる意義を求めるならば、まず敬するという心を持つことである。人間が現実に留まらないで限りなく高いもの […]
続きを読む →忙中閑有り(忙中に掴んだものこそ本物の閑である) 苦中楽有り(苦中に掴んだ楽こそ本当の楽である) 死中活有り( […]
続きを読む →「さいわい」にも幸と福の二字がある。「幸」というのは幸いの原因が自分の中にない偶然的な他より与えられたに過ぎな […]
続きを読む →第一に心中常に喜神を含む事。(神とは宗教的な神ではなく、深く根本的に指して言った心の事で、どんなに苦しい事に逢 […]
続きを読む →「大事・難事には対応を看る。逆境・順境には襟度を看る。臨喜・臨怒には涵養を看る。群行・群止には識見を看る」 こ […]
続きを読む →真に自己を社会化する為には、常に自己を深めねばならぬ。真に人を愛するには、かえって独りを楽しむ者でなければなら […]
続きを読む →人として生まれ出でた子がその親に対しておのずから催す感恩報謝の情意を実に「孝心」、あるいは単に「孝」という。孝 […]
続きを読む →幕末・明治の青年達には先輩に学ぼうという熱意があった。先輩たちもそういう青年を非常に愛し、薫陶した。現代の様に […]
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