「大事・難事には対応を看る。逆境・順境には襟度を看る。臨喜・臨怒には涵養を看る。群行・群止には識見を看る」 こ […]

真に自己を社会化する為には、常に自己を深めねばならぬ。真に人を愛するには、かえって独りを楽しむ者でなければなら […]

人として生まれ出でた子がその親に対しておのずから催す感恩報謝の情意を実に「孝心」、あるいは単に「孝」という。孝 […]

幕末・明治の青年達には先輩に学ぼうという熱意があった。先輩たちもそういう青年を非常に愛し、薫陶した。現代の様に […]

人間はどこまでも亭々としてそびゆる野中の杉、尾上の松の如く、すくすくと伸びていかなければならぬ。たえず枝を払い […]

秀れたものとなる為には、人の数倍の努力と苦労をしなけれなならない。人の寝る所は半分にし、人の食う所は半分にして […]

修養の仕方によっては、人間にはいかなる能力があるか解らぬほど貴い。研究すればするほど、人間の美質は発見せられ能 […]

太陽の光に浴さなければ、物が育たないのと同じことで、人間の理想精神というものは心の太陽なのだ。理想に向かって情 […]

人生で一番大切なのは徳性である。その徳性の中で最も人間に大事なものは二つある。その二つはいち早く誕生過ぎにはは […]

学問というものは現実から遊離したものはだめであって、どうしても自分の身につけて足が地を離れる様にその学問、その […]

新という字を知らぬものはいない。然し新という字の真の意味を解する人は案外少ない。元来この字は「辛」と「木」と「 […]

一、年頭まず自ら意気を新たにすべし 一、年頭古き悔恨を棄つべし 一、年頭決然滞事を一掃すべし 一、年頭新たに一 […]