一、これを喜ばしめて以てその守を験(タメ)す。(人間は嬉しくなると羽目を外す。しかし、人間には守らなければならない分とか節がある。)
一、これを楽しましめて以てその僻(ヘキ)を験す。(喜びの本能に理性が伴うと、これを楽という。人間は楽しむとどうしても僻する。かたよる。すると公正を失って物事がうまくいかない。
一これを怒らしめて以てその節を験す。(人間はどんなに怒っても締まる所は締まり抑える所は抑えなければいけません。)
一、これを哀しましめて以てその人を験す。(人間は悲しい時にその人の全てが現れる。人物を見るのは哀しませるのが一番です。)
一、これを苦しましめて以てその志を験す。(苦しい事にぶつかるとついへこたれがちになる。志とは千辛万苦に耐えて自分の理想を追求して行く事である。)
→六然(リクゼン)と同様に自分をいましめる為の6つの験し事ですが、特に6つめの「これを苦しましめて以てその志を験す」という部分が最も現在の自分に与えられられている試練だと実感しております。どんなに辛くても志豊かにこれからも頑張って参ります!