六中観

六中観

忙中閑有り(忙中に掴んだものこそ本物の閑である)

苦中楽有り(苦中に掴んだ楽こそ本当の楽である)

死中活有り(身を棄ててこそ浮かぶ瀬もあれ)

壺中天有り(どんな境涯でも自分だけの内面世界は作れる。どんな壺中の天を持つか)

意中人有り(心中に尊敬する人、相ゆるす人物を持つ)

腹中書有り(心身を養い、経綸に役立つ学問をする)

私事、日々精神的に揺れる毎日を送っておりますが、この六中観をなして、如何なる場合も決して絶望したり、仕事に負けたり、屈託したり、精神的空虚に陥らない様に心がけたいと思います。