節義

節義

「為さざるあるなり、而(しこう)して後、以て為すあるべし」(孟子)

世の中がどうなっておろうが自分はこうい事はしないんだというのが、「為さざるあるなり」である。これは理性と意志の力によって初めてできる。つまりだらしのない人間の欲望や興味に任せる生活にひとつの締めくくりを与える、節をつけることである。それで初めて人間に「道」というものが立つ、これを義という。結んで「節義」と言います。

私事、昔は酒に飲まれる事が多々ありましたが、昨今は、節義を持ち飲酒する術(すべ)をやっと持ちつつあります。周りからは遅すぎるよ・・・と笑われますが・・・とほほ・・・